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キャッシングの申込みから契約まで

キャッシングの申込みから契約までについて

キャッシングの申込みから契約までの流れを簡単にみていきましょう。

まず、最初の申し込みの時点で、本人確認書類の提出と申込書の記入が行われます。

それが終わると受付にすすむわけですが、そこで質疑応答による聴取と質問がなされます。

次にそれらの確認が行われます。

具体的には、借入意思の確認、本人確認書類の確認、信用情報機関の照会・登録への同意の承諾などが行われるとともに、電話によって勤務先等への在籍確認も行われます。

そして、いよいよ審査です。これは、通常、自社の与信システムによる審査が行われますが、この際、信用情報機関が活用されます。

ただし、実際の「与信限度額」の最終決定は、与信責任者(一般的には支店長)が行います。

審査が通ればいよいよ契約です。

この場面では、実際に契約書が作成され、それについての内容説明がなされます。

この契約が終われば晴れてカードが発行され融資が実行されることになります。

関連トピック
消費者金融の申込資格「満20歳以上の安定収入のある人」について

申込資格にある「満20歳以上の人」というのは、戸籍上満20歳以上の人を指します。

一般にクレジットカード業界では、親の同意があれば「満18歳以上」でも申し込みできるのですが、消費者金融では原則として「満20歳以上」とされています。

といっても、クレジットカード契約をしても、学生さんや未成年者の場合は、キャッシングサービスは利用できませんが・・・。

民法では、未成年者でも結婚すると成年者とみなされるという規定があるので、社会通念上は満20歳未満でも結婚していれば、契約はできるとも考えられますが、消費者金融の場合、実際には大手ではまず認められないでしょう。

中小業者の場合は、既婚者に限って認めているところもあるようです。

次に、安定収入のある人というのは、はっきりいえば「返すあてがある人」と考えればいいでしょう。結局、仕事が問題になるのです。

またこの「安定的」というのがミソで、決して「定期的」とはいっていませんよね。

なので、別に定期的に一定額の収入がなくてもOKなんですね。実際上も問題ありません。

よく考えてみれば、会社の倒産やリストラ、終身雇用制の崩壊で、サラリーマンだってずっと一定額の収入が得られるという保証はないんですから当然ですね。

よくアルバイト、パートでも可というのがありますよね。

これは、要は返すだけのあてがあればいいのですから、仕事に就いて安定的な収入があればよいということをいっているわけです。

結局、安定的とは一応会社に勤めているといった程度の理解でいいのではないのでしょうか。


キャッシングの申込みから契約まで
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