債権管理組合というのは、組合方式による債権の回収組織のことです。サービサーと債権管理組合の場合の違いは、次のとおりです。

＜サービサーの場合＞
サービサーの場合は、資本金5億円以上などの法の要件を満たし、法務大臣許可を受けた企業なので、金融機関など大規模企業をユーザーとして、大きい規模の取扱いをしています。

＜債権管理組合の場合＞
債権管理組合の場合は、小規模ユーザーが組合員になり、共同で債権を回収するという方式をとりますので、法の規制を受けません。

債権の差押えというのは、債務者が第三者に対して有する金銭の支払いや動産の引渡しを目的とする債権を差押えることをいいます。

債権の差押えは、債権執行ともいいます。

債権の差押えの対象になるのは、預金、売掛金、給料や、貸金庫の内容物の引渡請求権などです。

なお、債権の差押えには、債務名義に基づく裁判所の差押命令が必要になります。

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