サラ金は、なぜサラリーマンに限定したのですか?
サラリーマン金融が、サラリーマンに限定したのは、高度経済成長の過程で一番収入が安定した個人層であって、無担保・無保証でもリスクが少ないと判断されたからです。
しかしながら、1970年代になると業者が増えて過剰融資競争になったことから、高金利、過剰融資、強行取立てをサラ金三悪と称した批判キャンペーンがマスコミ中心にまき起こり、貸金業規制法の制定につながりました。
現在では、サラ金という言葉は、批判的・侮蔑的な意味が込められているとの理由から、消費者金融業会では、サラ金という言葉の使用を否定しています。
残債方式とは?
残債方式というのは、各分割返済単位期間※ごとに、残存元本に対応して実質金利を掛けて利息計算を行い、残高に見合った利息を徴収するという方式のことです。
ちなみに、残債方式は、残存元本金利体系ともいい、元金均等返済、元利金等残債方式、リボルビング方式などはすべて残債方式に含まれます。
なお、残債方式で計算される利息は、単純利息といいます。
※たとえば、毎月返済でしたら1か月間ということです。 |