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他者利用は何件までか

他者利用は何件までかについて

できれば、1社ですませられれば一番いいのですが、なかなかそうもいかなくて、ついもう1社、またもう1社・・・となってしまう人も。

消費者金融(キャッシング)では、他者利用件数をもっとも重視しているというのは別の記事で述べましたが、では、何社までならOKなのでしょうか。

これは、各社自社基準によって独自に判断しているのでなんともいえません。

ただし、消費者金融連絡会では「3件規制」をルールとして決めていますので、これがある程度の目安にはなるかと思います。

3件規制とは、すでに3社利用している人が借入を申込みにきたら、審査して融資することはできるが、4社利用している人がきたら融資はしないという、いわゆる自主規制のことです。

これは、契約は4社でも実際に利用しているのが3社なら融資は可能です。

しかしながら、これはあくまでも目安で、一般的には大手は他社利用に関して厳しく、準大手、中堅・・・といくに従って緩くなっていくようです。

あくまでも目安ですが、大手だと3社、準大手だと3〜5社、中堅だと5〜9社、街金10社といったところでしょうか。

とはいえ、多重債務に陥らないようにくれぐれも注意しましょう。

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消費者金融(キャッシング)業者が他者利用件数をもっとも重視しているのは、別の記事で述べました。

現在複数社を利用していて、さらにもう1社から借入の申込みをする際に、確実に契約をしてもらうために、現在利用している業者の借入を一瞬だけ完済して他社借入を減らすことができるのでしょうか?

確かに消費者金融では、利用者の口座が残高セロになれば完済情報として全情連に報告されますので、その場しのぎでそういうことも可能です。

しかし、その後完済した業者から借入をすれば、すぐにそれはわかってしまいますので、結局各社の利用限度額が減額されたり、ゼロにされたりするはずです。

結論をいえば、かなりリスクの高いことなので、やめておいたほうがいいでしょう。

現在テラネットには、銀行系の消費者金融(キャッシング)などほぼすべての会社が加盟していますので、多重債務者はすぐにわかるような仕組みになっています。

つまり、全情連に加盟している消費者金融での借入は、テラネットを通じてすべて筒抜けということですね。

とはいえ、だからといって、闇金業者に手を出すことだけは絶対にしてはいけません。


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