消費者金融の申込資格「満20歳以上の安定収入のある人」について
申込資格にある「満20歳以上の人」というのは、戸籍上満20歳以上の人を指します。
一般にクレジットカード業界では、親の同意があれば「満18歳以上」でも申し込みできるのですが、消費者金融では原則として「満20歳以上」とされています。
といっても、クレジットカード契約をしても、学生さんや未成年者の場合は、キャッシングサービスは利用できませんが・・・。
民法では、未成年者でも結婚すると成年者とみなされるという規定があるので、社会通念上は満20歳未満でも結婚していれば、契約はできるとも考えられますが、消費者金融の場合、実際には大手ではまず認められないでしょう。
中小業者の場合は、既婚者に限って認めているところもあるようです。
次に、安定収入のある人というのは、はっきりいえば「返すあてがある人」と考えればいいでしょう。結局、仕事が問題になるのです。
またこの「安定的」というのがミソで、決して「定期的」とはいっていませんよね。
なので、別に定期的に一定額の収入がなくてもOKなんですね。実際上も問題ありません。
よく考えてみれば、会社の倒産やリストラ、終身雇用制の崩壊で、サラリーマンだってずっと一定額の収入が得られるという保証はないんですから当然ですね。
よくアルバイト、パートでも可というのがありますよね。
これは、要は返すだけのあてがあればいいのですから、仕事に就いて安定的な収入があればよいということをいっているわけです。
結局、安定的とは一応会社に勤めているといった程度の理解でいいのではないのでしょうか。 |